【MacBookデータ移行】買い替えた際の移行手段と手順を紹介

MacBook

MacBookを買い替えたけど、最初に何をすれば良いかわからない方もいるのではないでしょうか。

この記事では「移行アシスタント」を用いたデータ移行のメリットやデータ移行の方法を解説します

本記事を参考にして、みなさんが新しいMacBookをスムーズに使い始められれば、幸いです。

MacBookを買い替えた時のデータ移行手段

データ移行の方法には、主に「移行アシスタントを利用した方法」、「USBケーブル/USBメモリを用いた方法」、「Apple IDの入力による反映」があります。

ご自身に合った方法で移行していただければ問題ありませんが、本記事では「移行アシスタント」を用いたデータ移行の方法を解説するので、その他の方法は紹介程度にとどめさせていただきます。

USBケーブル/メモリ

古いMacBookと新しいMacBookをUSBケーブルで直接繋ぎ、データを移行する方法です。

もしくは、USBメモリに古いMacBookのデータをコピーし、それを新しいMacBookに取り込む方法です。

この方法は、USBケーブルやUSBメモリを別途用意する必要があるため、ここでは紹介しません。

AppleID

新しいMacBookを初めて起動すると、AppleIDの入力が求められます。

自分のAppleIDを入れることで、Finder(MacBookのフォルダ)やiCloud、写真の同期をすることができます。

ただ、こちらはあくまでもAppleIDに紐づいている情報のみを、新しいMacBookに同期させるだけです。

インストールしているアプリや各種設定などは引き継ぐことができません。

移行アシスタント

最初から内蔵されている「移行アシスタント」というツールを使ったデータ移行の方法です。

移行アシスタントを使うことで、Apple IDを入力した時に同期されるものに加え、古いMacBookにインストールしていたアプリや、設定の情報まで反映することができます。

この記事では、この「移行アシスタント」を使用したデータの移行方法を解説します。

移行アシスタントの利用に向けた確認事項

新しいMacBookが手元に来たからといって、すぐに移行アシスタントを用いたデータ移行に移れるわけではありません。

ここでは、データ移行を行う前に確認しておきたいことを紹介します。

スムーズにデータ移行を行うために、内容を確認をしてください。

OSを最新化する

macOSが最新になっていることを確認しましょう。

MacBookの発売日以降に大型のアップデートがあった場合、MacBookを購入してすぐにアップデートをする必要があります。

このような場合、最新のバージョンにして使っていた古いMacBookでは、自分好みにカスタムして使えていた機能が、新しいMacBookでは使えないということがありえます。

同じWi-Fiに接続する

移行アシスタントを使用するにあたって、同じWi-Fiに接続されていることの確認が求められます。

異なるWi-Fiに接続されていたり、ヘルツ帯の異なるWi-Fiに接続されていたりしないか確認しましょう。

充電する

データの移行には時間やバッテリーを消費します。

途中で電池が切れてしまった場合は、移行が不完全のまま終了してしまったり、予期せぬデータの破損に繋がる恐れがあります。

新旧両方のMacBookを充電した状態で行うようにしましょう。

注意点

当たり前のことですが、データの移行完了には時間がかかってしまいます。

移行の時間は、 パソコンの容量や保存しているデータ量、端末の年式などによると思いますが、OSのアップデートと同じくらいの時間がかかりました。

また、移行作業中は新旧両方のパソコンが使えなくなってしまいます。

移行には時間やお仕事の余裕を持って行うようにしましょう。

ちぇる
ちぇる

僕の場合は、40〜50分かかりました。

ちなみに、移行時は200/256GBくらいのデータ量でしたよ!

移行アシスタントを使用したデータ移行手順

ここからは、「移行アシスタント」を使用したデータ移行の手順を解説します。

実際に新旧両方のMacBookを準備して進めてください。

1:古いMacBookでの操作

①「移行アシスタント」を起動し、「続ける」を押下

移行アシスタントの画像1

②「別のMacへ」を選択し、「続ける」を押下

移行アシスタントの画像2

③パスコードが表示されるので、新しいMacBookの操作に移ります(「続ける」はまだ押しません)

2:新しいMacBookでの操作

①「移行アシスタント」を起動し、「続ける」を押下

移行アシスタントの画像1

②「Mac、Time Machineバックアップ、または起動ディスクから」を選択し、「続ける」を押下

③移行元とする古いMacBookが表示されていること、古いMacBookと同じWi-Fiに接続されていることを確認

④古いMacBookの画面(「1:古いMacBookでの操作」ー手順3)と同じパスコードが表示されていることを確認

※当記事の作成の都合上、画像ではパスコードが異なっています

3:古いMacBookでの操作

①パスコードが一致していたら、「続ける」を押下

移行アシスタントの画像3

②下記画像の画面に切り替わるので、読み込みが完了し、新しいMacBookの画面が切り替わるまで数十秒待ちます

4:新しいMacBookでの操作

①新しいMacBookに変更を加えるために、アカウントの認証を求められます

②新しいMacBookでログインしているアカウントのパスワードを入力し、「OK」を押下

③認証され、「 ✅ 」がついていることを確認して、「続ける」を押下

④古いMacBookから新しいMacBookへと転送したいデータにチェックを入れ、「続ける」を押下

特段何かしらの理由やこだわりが無い限りは、基本的には全てにチェックを入れて問題ないと思います。

⑤「アカウントを置き換える」か「アカウントを残す」のいづれかを選択して、「続ける」を押下

古いMacBookのアカウントと同一のアカウントで、新しいMacBookにログインしていた場合、下記画像のような画面が表示されます。

古いMacBookのアカウントを、そっくりそのまま新しいMacBookに反映させたい人は、下記画像の通りにチェックを入れ、「続ける」を押下してください。

5:新しいMacBook/古いMacBook両方

①データの移行中の画面が表示されるので、移行完了まで数十分〜数時間程度待つ(画像はありません。。。)

最初の方でもお伝えしましたが、この時、両方のMacBookが充電コードが挿さっている状態であることを確認してください。途中で充電が切れてしまうと、正しく移行が完了できなかったり、データが破損する可能性があります。

②「移行が完了しました」の画面が表示されたら、「完了」を押下

③MacBookを再起動する

再起動を要求されたら指示通りに再起動を行なってください。MacBookが立ち上がれば、データの移行は完了です。

まとめ

今回はMacBookに内蔵されている「移行アシスタント」を用いた、データ移行の方法を紹介しました。

iPhoneの買い替えなら早い人で1年ごと、一般的なのは2年ごとに買い替えかと思います。しかし、MacBookの買い替えは、そうそう経験することではないと思います。

かくいう私も、今まで使っていた2代目のMacBook Proは5年使っていて、移行の経験がほとんどなかったため、具体的な方法は全く知らず、不安でした。

そんな情報を、少しでもわかりやすくお届けできたら、みなさんが失敗せずにスムーズに新しいMacBookを使い始められると思い、この記事を作成しました。

この記事によって、MacBookのデータ移行がうまくいっていたら、とても嬉しいです!

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