こんにちは!ちぇるです!
最近ブログを開設したけど、WordPressが複雑で、まず何をすればいいのかわからないという方もいませんか?
この記事では、WordPressでブログを開設した際、まずはじめに設定しておくべきことの1つ、投稿者名を非表示にする方法を解説します。
この記事はこんな人にオススメです!
「WordPressでブログを開設したけど、必要な設定が何かわからない」
「WordPressでセキュリティのためにやっておくべきことを教えて!」
「各画面に自分の本名が表示されて嫌だ」
本記事では、WordPressの数あるテーマの中でも、人気の1つ「cocoon」での設定方法となります。
他のテーマをご利用の方は設定方法が異なり、参考にしていただくことができませんので、ご注意ください。
それでは、早速見ていきましょう!
セキュリティを高め、安全にブログの運営をしていきたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
投稿者名とはなにか?
投稿者名とは、投稿した記事を執筆したユーザーの名前です。
初期状態だと、WordPressを契約した時に自分で設定したユーザー名(ログイン時に必要な情報)が、投稿者名として設定されています。
投稿者名は、WordPressの各画面にて表示できるようになっています。表示する名前は、編集できるので、自分のニックネームなどに書き換えている人もいるでしょう。
投稿者名が表示される画面
投稿者名が表示されるのは、以下の画面です。
・本文
・投稿
・インデックス
・SNSフォロー
投稿者名を表示させる/表示させないの設定が、画面ごとにできるので、好みに合わせて使い分けることができます。
「SNSフォロー」については、「SNSフォロー」に関する情報を表示させていない人もいると思います。
メリット
投稿者名を表示させるメリットは、権威性を持たせることができる点です。
Googleの評価基準に「E-E-A-T」というものがあります。これは、「経験」「専門性」「権威性」「信頼性」の略で、ウェブページの評価においてこの4つが重要な項目であると定めています。
「E-E-A-T」は、SEOの評価に直接的に関わるものではないものの、ページクオリティの高さに関係するものです。ページクオリティの高いサイトは、SEO的にも評価されるサイトのため、無視できないものとなっています。
そのため、有名なライターや専門家、医師などが執筆した記事は、投稿者名を表示することで、権威性のアピールし、SEOの観点からも評価の高いサイトにすることができるでしょう。
読者目線でも、何も書いていない情報より、
「美容クリニック院長監修〜」
「プロサッカー選手が教える〜」
「ミシュランで2つ星を獲得したレストランシェフがおすすめする〜」
などと書いている記事を参考にしますよね。それと同様と考えてもらえればイメージしやすいと思います!
デメリット
投稿者名を表示させることのデメリットは、不正にログインされてしまう可能性があるという点です。
WordPressにログインする際は、「ユーザー名」と「パスワード」が必要になります。ブログ上で表示するユーザー名は、「投稿者名=ユーザー名」となっています。
いつでも変更ができますが、ブログを開設したばかりの状態では、サイトの各画面でログインに必要な情報を晒し続けていることになります。これでは、セキュリティ的によくない状態です。
投稿者名を非表示にすべき理由
では、なぜ投稿者名を非表示にするべきなのでしょうか?
それは、今述べたデメリットの通りセキュリティ面と、見た目の理由が挙げられます。
そこで、こちらでは詳しく解説していきます。
セキュリティ対策
投稿者名が表示されていると、セキュリティ的に大きな問題があります。
投稿者名は、初期状態ではログインに必要なユーザー名となっているとは、先述の通りですが、何もしないと、ログインに必要な情報がWeb上に公開されている状態になっているのです。
これではパスワードがバレた際、悪意あるサイト訪問者に不正ログインされてしまいます。最悪の場合、コツコツと運営して育ててきた大切なブログが削除されてしまうなんてことになってしまうでしょう。
そのため、投稿者名は表示しない方が良いということになります。
サイト全体のデザイン性
投稿者名はいくつかの画面で記事タイトルや記事内容、記事タイトルなどと同じように表示されるものです。
投稿者名が読者のノイズとなってしまうだけでなく、煩雑で見にくいサイトになってしまいます。
これは僕個人的な好みの問題なのですが、ブログや記事全体で見た時、ユーザー名の記載があるのと不恰好に感じてしまうし、読者のノイズになってしまうのが好きじゃないんですよね。
そのため、僕は全ての画面で、投稿者名を非表示にしています。
投稿者情報を非表示にする方法
ここからは、WordPressのテーマcocoonにおいて、上記の各画面での投稿者名を非表示にする方法を紹介していきます。
実際にWordPressを操作しながら設定をしてみてください。
本記事で紹介する設定方法の対象は、テーマをcocoonです。
他のテーマを使用している場合、本記事の方法では設定ができないのでご注意くださいね!
本文
【手順1】①[cocoon設定] → ②[本文] の順に選択します
【手順2】「投稿者情報表示設定」の「投稿者名の表示」のチェックを外す
【手順3】画面の左下 [変更をまとめて保存] (画像の④)を押下する
投稿
【手順1】①[cocoon設定] → ②[投稿] の順に選択します
【手順2】画面の真ん中あたりの「投稿関連情報の表示」欄の「投稿者名の表示」のチェックを外する
【手順3】画面の左下 [変更をまとめて保存] を押下する
インデックス
【手順1】①[cocoon設定] → ②[インデックス] の順に選択します
【手順2】画面の真ん中あたりの「投稿関連情報の表示」欄の「投稿者名の表示」のチェックを外す(下記画像参照)
【手順3】画面の左下 [変更をまとめて保存] を押下する。
SNSフォロー
【手順1】①[cocoon設定] → ②[SNSフォロー] の順に選択し、③「フォローメッセージ」 を確認する
【手順2】「フォローメッセージ」入力フォーム内の「#{author}」を任意の文字に書き換える(ここが「#{author}」のままだと、投稿者情報にユーザー名が表示されてしまいます)
【手順3】画面の左下にある [変更をまとめて保存] を押下する
【手順:補足】不要の場合は「フォローボタンの表示」のチェックを外す(下記画像参照)
まとめ
ブログを開設したての人にこそ知っておいてほしい投稿者名と、投稿者名を非表示にする方法を紹介しました。
セキュリティ対策がしっかりしていれば、投稿者名を表示していても問題はありません。企業が運営するようなサイトなどの場合は、専門分野に精通した人や、有名なライターが執筆することもあります。
そのような場合は、その記事を執筆したライターの名前が表示されていることで、権威性が出ることもあるでしょう。
しかし、1人でブログを運営していくような個人ブログでは、「投稿者=ブログ運営者」なので、投稿者名は不要ではないでしょうか。
本記事を参考に、投稿者名を非表示にし、セキュリティ対策をしてみてください。
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