SE転職で受かる職務経歴書の書き方|経験・スキルをしっかり伝えるコツ

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「書類選考で落とされてしまう」
「職務経歴書はどうやって書けばいいの?」
このように、転職活動をしているけどうまくいかず、お悩みの方はいませんか?

転職活動では、書類選考が通過しなければ、直接伝えたいことすら伝える機会がありません。

この記事では、書類選考において肝となる職務経歴書の書き方について解説します。

また、職務経歴書を作る上でやってしまいがちなNG内容についても紹介します。

ぜひ、本記事で解説することを意識して、職務経歴書を作ってみてください。

・SEの職務経歴書の書き方
・職務経歴書を作る上で気をつけたいNGポイント


それでは早速みていきましょう!

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SE転職における職務経歴書の基本ポイント

職務経歴書は、採用担当者があなたのスキルや経験を最初に判断する重要な書類です。

SEの転職では、プロジェクト経験や技術スキルだけでなく、「成果」「役割」「工夫・改善点」といった視点で整理して書くことがポイントになります。

ここからは、職務経歴書で特に重視すべきこれらの3つの要素について解説します。

「成果」を具体的に書く

職務経歴書では、単に「業務を担当した」と書くだけでは採用担当者に伝わりません。

SEの転職では、自分がプロジェクトにどんな成果を残したのかを数字や事実を交えて示すことが重要です。

例えば「開発期間を20%短縮」「売上に直結する新機能を導入して、前期比〜%の向上」など、成果をできるだけ定量的に表現することで、あなたの介在価値が一目で伝わります。

これにより、面接官はあなたが即戦力として実務で活躍できるかを判断しやすくなります。

「役割」を明確にする

職務経歴書では「自分がプロジェクトでどの立場・役割を担っていたのか」を明確に示すことが重要です。

SEの業務はチームで進めるため、担当範囲によって求められるスキルややることが大きく異なります。

そのため、担当範囲がわからないと、何をやってきたのか、どういった業務の実務経験があるのか、実力が伝わりにくくなってしまいます。

例えば「要件定義〜設計を担当」「5名のチームのリーダーとして進行管理を実施」など、プロジェクト内での役割を具体的に書くことで、リーダーシップや調整力、専門スキルのレベルが採用担当者に伝わります。

特にキャリアアップを狙う場合は、単なる作業者ではなく、どのようにチームや成果に貢献したかをアピールする視点が大切です。

「工夫・改善点」をアピールする

職務経歴書では、与えられた業務をこなしただけでなく、「どんな工夫をして成果につなげたか」を示すことで評価が高まります。

SEの仕事は単純な作業ではなく、業務効率化や品質向上に向けた改善提案が求められる場面も多いため、自らアクションを起こせる人が求められます。

例えば「手作業だったテスト工程を自動化し、工数を30%削減」「顧客との定例会を提案し、要件の手戻りを減らした」といった具体的なエピソードがあると、採用担当者はあなたの主体性や課題解決力をイメージしやすくなります。

こうした改善事例において、自分なりに工夫した経験があると、他の応募者との差別化にもつながる重要なアピール要素です。

職務経歴書の書き方

職務経歴書は、ただ経歴を並べるだけでは採用担当者の印象に残りにくいものです。

ここでは、SEとしての強みや成果をしっかり伝えるために、どのような流れで職務経歴書を仕上げていけばよいのか、基本のステップを紹介していきます。

基本構成とポイント

職務経歴書は、採用担当が数分で全体像を把握できる構成が重要です。必ず含めるべき要素は「職務経歴」「スキル」「資格」「自己PR」の4つです。

特に職務経歴は時系列で簡潔にまとめ、各プロジェクトの役割や成果がひと目で分かるように箇条書きを活用しましょう。

・職務経歴
直近から時系列でまとめ、担当業務・使用技術・成果をそれぞれ1〜2行で端的に記載。

・スキル
プログラミング言語やツールは、経験年数や得意分野を明記して一覧化。

・資格
業務に関連する資格を中心に、正式名称と取得年月を記載。

・自己PR
経験から得た強みや再現性のあるスキルを、3〜4行で簡潔にまとめる。

SE経験を活かした実績・成果の伝え方

SEとしての実績や成果は、ただ「システムを開発しました」と情報を羅列するだけでは相手に伝わりません。採用担当はあなたの経験が自社の仕事にどう活かせるのかを知りたいからです。

そこで、以下の4つのポイントを押さえると、説得力がグッと上がります。

・システムの規模
どのくらいの大きさのシステムに関わったのか。例:社内向けの小規模システムか、全国で使われる大規模システムか。

・開発期間
プロジェクトがどのくらいの期間だったのか。例:2週間の短期開発か、1年を超える長期プロジェクトか。

・チーム人数
何人で開発したのか。例:3人の小規模チームか、50人以上の大規模チームか。

・成果物の効果
そのシステムで何が改善されたのか。例:作業時間が半分になった、売上が増えた、顧客満足度が上がったなど。

これらを具体的に書くことで、「あなたがどんな環境で、どんな役割を果たし、どんな成果を出したのか」が一目で分かるようになります。

結果として、面接官があなたの強みを理解しやすくなり、評価につながりやすいのです。

要注意!陥りがちなNGな書き方

職務経歴書を書く上での基本ポイントや、書き方を紹介してきました。

逆にこれらを盛り込まないと採用担当者に良いと思ってもらえない職務経歴書になってしまいます。

ここでは、NGな書き方について紹介します。

情報が羅列されている

やりがちな失敗の一つが、業務内容をただ時系列で並べるだけの職務経歴書です。

ただ単にやってきたことだけを並べていても、何をしてきたのか伝わらないだけでなく、役割や成果もまったく伝わりません。

採用担当は多くの応募書類をチェックする必要があります。

そのため、パッと見て強みや実績が分からないとスルーされてしまいます。

専門用語ばかり書かれている

専門用語を多用しすぎて社外の人が理解できない文章もNGです。

システム開発を専門としている企業であっても、採用担当者はプログラミングに関する知識が豊富にあるとは限りません。

自分の経験やスキルをよく見せようと専門用語や難しい内容ばかり記載してしまうと、採用担当者に「この人は、相手のレベル感に合わせた会話ができない人かもしれない・・・」と、マイナスな印象を与えてしまいます。

大事なのは、誰が見ても成果やスキルが分かることです。

技術的な内容や詳細な内容は、職務経歴書にかき切ろうとはせずに、面接の時にしっかりと伝えるのがオススメです。

具体性のない内容になっている

採用担当者は、職務経歴書を通して、「どのようなスキルや経験を元に」、「今までに何を成し遂げてきたのか」といったことも確認しています。

そのため、「チームで頑張りました」「一生懸命取り組みました」のように、具体性がなく評価しづらい表現はNGです。

職務経歴書やその他応募書類を作成する際は、数字や事例を交え、要点を簡潔にまとめるように意識しましょう。

まとめ

SE転職の職務経歴書では、「成果」「役割」「工夫・改善点」を具体的に示し、採用担当が一目であなたの強みを理解できるようにすることが大切です。

また、基本構成を意識しつつ、数字や事例を交えて簡潔にまとめることで、読みやすさと説得力が格段に向上します。

今回紹介したポイントを押さえて職務経歴書を作成すれば、あなたの経験やスキルがしっかりと伝わり、書類選考を突破できる可能性が高まります。

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